<韓国バレー> “兵役逃れ”執行猶予判決受けたチョ・ジェソン、5年の資格停止処分(画像提供:wowkorea)
<韓国バレー> “兵役逃れ”執行猶予判決受けたチョ・ジェソン、5年の資格停止処分(画像提供:wowkorea)
兵役義務逃れの容疑で懲役刑、執行猶予を言い渡されたプロバレーボール選手チョ・ジェソン(27、安山OK金融グループ・ウッメン)が資格停止5年の懲戒を受けた。

 KOVOは15日、ソウル市兄の連盟会議室で開かれた賞罰委員会で、チョ・ジェソンに対してこのような決定を下した。

 KOVO賞罰委員会は「兵役不正について、厳罰を要求する国民情緒、兵役不正を厳しく処罰しない場合、他の選手たちが感じる相対的はく奪感、一罰百戒を通じた再発防止の必要性などの理由で、除名の懲戒が妥当だと判断した」と説明した。

 続けて「選手が初期から犯行を自白して、捜査や裁判に積極的に協力した点、裁判所で懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡された点、選手の家庭環境や犯行に至った動機、犯行過程に多少酌量の余地がある点、今後、社会服務要員として自主入隊して兵役義務を履行しようとしている点などを考慮し、資格停止5年懲戒措置を決めた」と明らかにした。さらに、賞罰委員会は該当球団に対して、より徹底した選手団管理および球団運営に万全を期すことを要請した。

 チョ・ジェソンは連盟賞罰規定第40条(懲戒事由)などに基づき、2028年6月14日まで選手活動が全面禁止される。事実上、選手として戻って来るのは容易ではないものとみられる。

 チョ・ジェソンは2014年10月、最初の兵役判定検査で1級現役判定を受けた後、2018年5月、皮膚科疾患(乾癬/かんせん)を理由に、再び身体検査を経て、3級現役判定を受けた。その後、入隊を数回延期したチョ・ジェソンは兵役ブローカーのク某氏に5000万ウォン(約500万円)を渡して、「虚偽てんかんシナリオ」を提供され、兵役逃れを試みた。

 チョ・ジェソンは救急救命室で発作などを訴え、2021年4月に再検査対象の7級判定を受けたのに続き、昨年2月に補充役の4級と判定された。昨年12月、兵役不正事件にかかわって起訴されたチョ・ジェソンは先月24日、一審で懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。2016年OK金融グループに入団したチョ・ジェソンは、昨シーズンまでチームの主力FWとして良い活躍を見せた。

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