<韓国プロ野球>キウムの外国人投手エリック・ヨキシュ、負傷でKBOリーグを去る(画像提供:wowkorea)
<韓国プロ野球>キウムの外国人投手エリック・ヨキシュ、負傷でKBOリーグを去る(画像提供:wowkorea)
韓国プロ野球KBOリーグで5シーズンも活躍していたエリック・ヨキシュ(33/米国)が負傷により、残念ながら韓国の舞台を離れる。

 キウム・ヒーローズは16日、KBOに外国人投手エリック・ヨキシュに対するウェイバー公示を要請したと発表した。

 ヨキシュは去る6日、LG戦に先発登板した後、太ももの痛みを訴えた。病院検査の結果、左内転筋部分破裂診断とともに、復帰まで約6週間かかるという所見を受けた。

 キウムは「正規シーズン前半の日程が1か月しか残っていない状況でチームの順位を引き上げなければならない重要な時期であるだけに、外国人投手の長期間の不在で生じる戦力不足を最小限にすることが必要だと判断した」とし「熟考した末に、ヨキシュの代わりとなる新しい外国人投手の獲得を決定した」と述べた。

 キウムはヨキシュと会って球団決定の背景について説明。ヨキシュも球団の立場を理解して受け入れた。

 キウムは「ヨキシュの身辺整理が終わるまで支援を惜しまない予定だ」とし「2019シーズンから2023シーズンまで5年という長い時間、チームのために最善を尽くしてくれたヨキシュの苦労と献身を尊重して認め、同僚選手たちはもちろん、ファンと最後のあいさつをできる時間も別途に設ける予定だ」と説明した。

 ヨキシュは5シーズンの間、チームのエース投手として活躍。130試合に登板し56勝36敗、防御率2.85を記録した。

 一方、キウムはヨキシュの代わりとなる新外国人投手に左腕イアン・マッキニーを獲得した。年俸総額18万5000ドル(約2600万円)で契約を結んだ。

 マッキニーは「韓国でプレーできる機会を与えてくれたキウム・ヒーローズに感謝する」とし「昨年準優勝したチームに合流することになり光栄だ」と伝えた。

 続けて「シーズン中に合流することになったが、新しいチームメイトとファンとの出会いが楽しみだ」とし「コンディション管理と分析に力を注ぎ、残りのシーズン、チームの勝利と韓国シリーズ優勝に貢献できるよう努力する」と付け加えた。

 マッキニーのチーム合流日程は今後、確定する予定だ。

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