「K/DA」
ライアットゲームズが開発したPCゲーム『League of Legends』内のキャラクターをベースにした、仮想のK-POPバーチャルガール・グループ。2018年『League of Legends Champions Korea』の決勝大会のオープニングでデビューした彼女たち。デビュー曲「POP/STARS」のMVは公開されてわずか4日間で2000万回再生を超え、1か月で1億回を突破した。K/DAのメンバーはいずれもゲーム上に存在しているキャラクターで、リスナーは曲を聴くことでさらにゲームの世界観を楽しんだり、またはアイドルとして応援することが可能だ。ちなみに、「K/DA」の歌とダンスを提供していたのはいずれも現役歌手で、アメリカで注目されている歌手「マディソン・ビアー」「ジャイラ・バーンズ」を始め、韓国ガールズグループ「(G)I-DLE」のソヨンとミヨンが参加している。
「SUPERKIND」
韓国ボーイズグループ「SUPERKIND」は、DEEPSTUDIOから2022年6月にデビューした5人組のボーイズグループ。K-POP界初の「AIメンバー」と「人間」が混在しているグループ。1stデジタルシングル「PlaySuperkind : Apply for a beta test」のタイトル曲「WATCH OUT」のMVを見ると、4人と1体のAIがいることが分かる。
それもそのはず、彼らの所属事務所「DEEPSTUDIO」は仮想空間(メタバース)で活動するデジタルヒューマンやアイドル、モデルを研究するスタートアップ企業で、VFXやディープラーニング技術を得意とする会社なのだ。コンテンツを見ると、AIメンバーのダンスの動きがとても滑らかで自然体で驚いた。AIメンバーがいることで、グループとしての結束力などに支障をきたさないのかが心配になるが、これからを見守っていこう。