【瀋陽聯合ニュース】中国のプロサッカーチーム、山東泰山に所属する韓国代表のMF孫準浩(
ソン・ジュンホ)選手(31)が現地当局に身柄を拘束されている問題で、中国公安当局が同件を「逮捕」に切り替えたようだ。現地消息筋が18日に伝えた。 中国での「逮捕」は起訴のための審査まで身柄を拘束するもので、通常2カ月以内だが重大な事件の場合、数カ月延長も可能だ。逮捕は、公安当局が孫選手に対し正式な司法手続きに乗り出したことを意味するという。 孫選手は5月12日に上海虹橋国際空港で公安当局に身柄を拘束された。中国メディアは当時、孫選手ら山東泰山所属の選手が八百長などの不正問題で調べを受けている可能性が高いと報じた。ただ、孫選手のエージェントは聯合ニュースの取材に対し、これらの疑惑を否定した。 孫選手は2014年に韓国リーグでプロデビュー。20年にリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。21年に山東泰山に移籍し、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会には韓国代表として出場した。 韓国代表のクリンスマン監督は今月予定されている強化試合のメンバーに孫選手を入れ、「厳しい時期にわれわれが共にし、100%サポートしていることを伝えたい」と応援したが、事実上合流は不可能になった。
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