尹大統領、過去最大の「経済使節団」率いる…「釜山万博」総力戦

19日から4泊6日の日程でフランス・ベトナムの歴訪に出発した韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は、計205人の経済使節団と同行する。尹政府の発足以降、最大規模の経済使節団である。

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これまで「大韓民国第1号営業社員」を自任してきた尹大統領は今回の歴訪で、サービス・インフラの輸出拡大、未来世代間の連帯支援、デジタル・リーダーシップの強化などをキーワードに、経済外交に力を注ぐ計画である。

まず尹大統領は、20日（現地時間）に予定されている博覧会国際事務局（BIE）総会から経済界と足並みを揃え、「2030国際博覧会（万博）」誘致の総力戦に乗り出す。

BIE総会にはチェ・テウォン （崔泰源）プサン（釜山）万博民間誘致委員長（SKグループ会長・大韓商工会議所会長）をはじめ、サムスン電子のイ・ジェヨン（李在鎔）会長、現代自動車グループのチョン・ウィソン（鄭義宣）会長、LGグループのグ・グァンモ（具光謨）会長、ハンファグループのキム・ドングァン（金東官）副会長、ハンジン（韓進）グループのチョ・ウォンテ（趙源泰）会長、ヒョソン（暁星）グループのチョ・ヒョンサン（趙顕相）副会長など12のグループ企業のトップと、民間委員執行委員など19人の民間代表団が総出動する。

彼らはBIE総会で「2030万博」競争プレゼンテーションを見守るだけでなく、BIE加盟国代表などの人物たちを招請する公式レセプションにも出席し、万博誘致を支援する予定である。

また、尹大統領はフランスで「韓-フランス未来革新世代との対話」「欧州地域投資申告式」「パリ・デジタル・ビジョンフォーラム」などの経済日程もこなしていく。

一方、尹大統領の今回の歴訪における経済外交の成果は、ベトナムでピークを迎えることが期待される。

尹大統領は22日にベトナムへと場所を移し、最大規模の経済使節団と合流する。BIE総会に出席した12のグループ代表たちもベトナム入りし、尹大統領の経済外交日程に同行する予定である。

経済使節団は具体的に、大企業24社・中堅企業28社・中小企業138社・公企業3社・12の経済団体などで構成されている。