KTのサービスロボット(画像提供:wowkorea)
KTのサービスロボット(画像提供:wowkorea)
通信大手のKTは21日、人工知能(AI)ロボット、AIケア、AI教育の事業計画を発表した。

同社はこれらの分野に2027年まで計7兆ウォン(約7705億円)を投資し、巨大AI技術、AIの中核インフラであるクラウドやIDC(インターネット・データセンター)などのインフラ高度化、AI関連の新事業発掘およびサービスの高度化を図る。

具体的には、巨大AIを含む基礎的な技術の確保に4兆ウォン(約4402億8800万円)、クラウドなどインフラの高度化に2兆ウォン(約2201億4400万円)、AIロボットとAI教育など新たなサービス事業の発掘には1兆ウォン(約1100億7200万円)を、それぞれ振り分ける。

なかでもAIサービス事業者としての地位を確立するため、AIロボット、AIケア、AI教育など、ハードウェアではないサービス中心の事業に注力していく。

うちAI教育では「AI未来教育プラットフォーム」を公開し、公教育の現場へ適用していくとした。同プラットフォームでは教師の負担を減らすだけでなく、学生のレベルに合った自分主導の学習が可能となる。同社は8月末ごろの2学期から同プラットフォームをキョンギド(京畿道)教育庁へ、後には他の地方の教育庁へ、それぞれ適用していく。



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