外交部によると、ICAOの今回の決定は昨年のICAO総会決議に触れ、北朝鮮に対しシカゴ条約と付属書、関連手続きの厳格な順守を求めた。北朝鮮のミサイル発射は国連安全保障理事会の決議に違反し続け、国際民間航空の安全を深刻に脅かすと糾弾する内容も盛り込んだ。
ICAOは2017年と22年に開催した理事会の決定、22年の総会決議でも北朝鮮によるミサイル発射を非難してきた。
また、ICAOのシャキターノ理事会議長は先月30日に北朝鮮当局に書簡を送り、シカゴ条約と全ての関連規定の順守を徹底するよう求めた。
シカゴ条約は航空機の安全な運航に関する一般的な国際ルールなどを定める。同条約に基づき設立されたICAOには韓国と北朝鮮も加盟している。韓国は2001年以降、連続して理事会メンバー国に選出されている。
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