韓国・江原道の束草で発見されたホホジロザメ(画像提供:wowkorea)
韓国・江原道の束草で発見されたホホジロザメ(画像提供:wowkorea)
韓国東海岸のカンウォンド(江原道)ソクチョ(束草)でサメが次々と発見され、夏のシーズンを目前に控える中、非常事態に直面した。

束草海洋警察署は「23日午前、束草市の束草港とチャンサ(章沙)港近くの海上で、ネズミザメとホホジロザメと推定されるサメが発見され、“安全管理体制”を強化した」と明らかにした。

今回発見されたサメはそれぞれ、操業中の漁船の網にかかったもので、すでに死んだ状態であった。

束草海洋警察署は、管内の海上でサメが発見されたことから、サーフィン・ダイビングなど管内のレジャー事業者を対象にサメ出没の事実を伝え安全注意を求め、管内の自治体に事故予防のための警告放送を要請し、派出所を通じて沿岸安全巡察を強化した。

束草海洋警察署の関係者は「攻撃性のあるサメが沿岸海域で発見されたことから、漁業人とレジャー活動者および海岸で水遊びをする観光客の方々は、活動時に格別な注意をしてくださるよう願う」とし「周辺でサメが発見された場合、直ちに海洋警察に通報してくださるよう願う」と語った。

一方、昨年の4月2日には江原道カンヌン(江陵)の港近くの海域でウバザメが発見され、それから4日後の26日には江原道コソン(高城)の港近くの海域でアオザメが発見されている。

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