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生成AIが注目を集める中、半導体業界では米エヌビディアがAI分野をリードしている。同社はゲームなど画像処理半導体のGPUで、ディープラーニングに大きな役割を果たした。一方、韓国の半導体業界は高効率の演算と省電力が期待されるNPU市場に注力する方針だ。
Kクラウドプロジェクトは、国産AI半導体を国内のクラウド業界がデータセンターに適用してクラウドプラットフォーム実証などを実施するもので、8262億ウォン(約910億円)の事業費を投じる。
今年から25年までの第1段階では1000億ウォンを費やし、商用化の初期段階にある国産NPUをデータセンターに用い、クラウドを介したAIサービスの提供を目指す。民間データセンターと光州市のAI集積団地で国産AI基盤の商用クラウドセンターを運用し、プラットフォーム構築に関する実証実験を進める。
Kクラウドプロジェクトの第2段階としては28年までに、演算を実行できるPIM(プロセッシング・イン・メモリー)の低消費電力型を、第3段階では30年までに極低消費電力型PIMの開発にそれぞれ取り組む。30年には韓国のAI半導体を世界最高レベルに引き上げることを目標とする。
サムスン電子とSKハイニックスをはじめ、リベリオンやサピオンコリア、フュリオサAIなどAI半導体メーカー、NHNクラウドとNAVERクラウド、KTクラウドはこの日の共同宣言文で、一丸となって国内AI半導体のエコシステム強化に取り組み、世界進出を目指すとした。AI半導体エコシステムの構築に必要な課題を定め、共同研究やインフラ活用、情報共有などで協力を強化する。
米調査会社ガートナーによると、AI半導体の世界市場は21年の347億ドル(約4兆9780億円)から26年には861億ドルと、年平均16%の成長が見込まれる。
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