尹大統領「国民を本当に愛するなら、選挙に負けても “財政ダイエット”すべき」

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は28日「国家と国民を本当に愛する政治権力なら、選挙で負けたとしても国のために『健全財政』、もっとわかりやすい言葉で『財政ダイエット』をしなければならない」と強調した。

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尹大統領はこの日の午後、チョンワデ（青瓦台）の迎賓館で主宰した “2023年国家財政戦略会議”の締めくくりのあいさつで「われわれが国を正常化させていく過程で最も重要なのが財政であるため、必ず必要な部分にだけお金を使うことができるよう、閣僚の方々が予算を綿密にチェックしてほしい」と求めたと、韓国大統領室の報道官が会見を通じて伝えた。

尹大統領は4時間40分にわたる討論（会議）後「基礎会計学の本に『会計をみれば企業がみえる』という言葉があるように、財政というものが国政運営基調をそのまま表している」とし「われわれがきょう財政戦略を話し合ったのは、違う角度からみれば国政運営を話し合ったということになる」と語った。

尹大統領は「予算をどれほど多く合理化し減らしたかによって、各部署（省庁）の革新マインドが評価される」とし「非必要なことにお金を使うのではなく、補助金をゼロベースで投入対比効果の分析をした後、政治補助金や腐敗・不正に関係した補助金は全面的に削減し、経済補助金はしっかり生かし、社会補助金は効率化・合理化して、補助金が効果を発揮できるようにしなければならない」と力説した。