<b>映画『スーパーマンだった男』『デハン、ミングクさん』『バカ』続々公開</b>
<b>似たようなキャラクターで興行対決…演技対決も見どころ</b>

ファン・ジョンミン の最新ニュースまとめ

“2%足りない”キャラクターたちが、韓国映画を席巻する。

変わり者でおかしな人物を主人公にした韓国映画が一挙公開される。映画『スーパーマンだった男』、『デハン、ミングクさん』、『バカ』など、1か月の間に総3本が公開され、直接対決を繰り広げる。

まず『スーパーマンだった男』が先頭を切った。30日に公開された『スーパーマンだった男』は、自分をスーパーマン(ファン・ジョンミン)だと信じる男の話を描く。温暖化に苦しむ地球を太陽から押し出すために逆立ちをしたり、地球を守るという名目の下、クレーン(重機)との戦いを試みるおかしなスーパーマンを通じて、心温まるストーリーを披露する。

『デハン、ミングクさん』は、天使のようなジウン(チェ・ジョンウォン)に恋するバカ“デハン(チェ・ソングク)”と彼の親友“ミングク(コン・ヒョンジン)”が主人公だ。海苔(韓国語で“キム”と呼ぶ)が大好きで、名字もキムに変えたデハンは、ジウンのために横断歩道を描いたり、バスの停留所を動かそうとする純粋なバカだ。ミングクはそんなデハンを尊敬する似たりよったりな人物。『デハン、ミングクさん』は「軍人こそが最高の花婿候補」というジウンの言葉を聞き、軍入隊プロジェクトに突入する2人のバカの姿がコミカルに描かれる。

『バカ』は、タイトルからして“バカ”だ。漫画家カンプルの同名漫画を原作としている。スンリョン(チャ・テヒョン)は練炭ガスを吸い込んでしまった後、障害を持ってしまう人物だ。1人で路上の屋台を運営しながら妹を面倒みるスンリョンの唯一の楽しみは、初恋ジホ(ハ・ジウォン)を眺めることだ。主人公を演じるチャ・テヒョンは「原作漫画を感銘深く読んだ。原作の人物に忠実にしようと努力した」と伝えた。

3作品が全て“バカ”という笑いの出るキャラクターを前面に押し出したが、その中には感動を織り交ぜている。バカが持つ純粋さと馬鹿正直さに焦点を合わせ、笑いの後には目頭を熱くさせる。バカなキャラクターを演じる俳優ファン・ジョンミン、チェ・ソングク、コン・ヒョンジン、チャ・テヒョンの演技を比較してみるのも、もう1つの楽しみ方になりそうだ。

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