この日の山口代表の発言は、福島で記者たちの取材に答える過程で出たものである。
山口代表は、漁民たちの懸念についても「風評を招かないよう、慌てることなく説明をしっかりしてほしい」と日本政府に求めた。
山口代表の今回の発言は、日本政府や東京電力が「予告した通り、夏の間に処理水の海洋放流を強行する」という意志をあらためて示唆した中、出されたものである。
東京電力は先月、海洋放流設備の工事および試運転を終えた状況である。
しかも、日本政府が処理水の海洋放流で核心的な名分としている “IAEA(国際原子力機関)の評価報告書”が近日公開されることから、「実際の放流が迫っている」という意見が出ている。日本の現地メディアは、IAEAがこれまで海洋放流について「妥当だ」と評価してきたことから、同様の見解を維持するものとみている。
一方、ラファエル・グロッシIAEA事務局長は今月4日に日本を訪問し、IAEAの最終報告書を伝える予定である。
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