キャンピングカーにはオンユ&故ジョンヒョンさんも。「SHINeeメンバー全員一緒に旅立つ旅行」。(画像:画面キャプチャ)
キャンピングカーにはオンユ&故ジョンヒョンさんも。「SHINeeメンバー全員一緒に旅立つ旅行」。(画像:画面キャプチャ)
ことし5月にデビュー15周年を迎え、現在8枚目のアルバム「HARD」を引っさげ、各音楽番組で精力的にカムバック活動を展開している「SHINee」。リーダーのオンユが体調不良で休養しているため、キー、ミンホ、テミンの3人での活動だ。

SHINee の最新ニュースまとめ

7月1日(土)にはキーがレギュラー出演中の「驚きの土曜日」(tvN)にミンホとテミンが出演し、3人の楽しい掛け合いが話題になったが、その前の6月28日(水)に放送されたJTBCロードトリップカムバックショー「SHINee’s 15m」を振り返ってみたい。

思えば「SHINee」は7枚目のアルバム「Don’t Call Me」のときも、カムバックショーが放送された。2021年2月24日、tvNで「SHINeeのスタートアップ-ピッドル企画」と題したスペシャル番組だった。今回はtvNではなく、JTBC。JTBC は2011年12月1日に開局したが、そのときの開局記念番組でミンホがMCを務めた縁があった。

内容も、前回は「東方神起」ユンホのゲスト出演などもあり、コント要素やバラエティ的な企画で構成されていたが、今回は3人だけで、キャンピングカーで“ロードトリップ”しながらヒーリングしたり、思い出を語り合ったり、もちろんパフォーマンスシーンもあるエモーショナルな構成だった。

意外にも(⁉)、自分たちで運転して旅行に行くのは初めてだそうで、メンバーたちのウキウキした様子が伝わってきた。旅行前日の荷造りで、テミンは「ヘッドフォン」が必需品だとし、理由はミンホとキーがケンカをしたら使うからだと茶目っ気たっぷりに話す姿から、もうすでに楽しそうだった。

旅行当日の集合場所は、2011年1月に初の単独コンサートを行ったKSPO DOME(オリンピック体操競技場)。メンバーたちは当時の衣装を身にまとってやって来たが、「Everybody」の赤いジャケットに白いパンツという派手な衣装で、自分だけ罰ゲームみたいだと言うミンホに、キーとテミンは含み笑いをしながらも、3人の中で一番カッコいいとおだて、ミンホが大満足するというオープニングトークを経て、旅が始まった。

ドライバーはミンホで、車内でもひっきりなしにおしゃべりをしていたメンバーたち。これまであまり外出せず、家で休む方が好きだったというテミンが、最近では積極的に外に出るようになり、ミュージックビデオの撮影で沖縄にいたミンホのところに遊びに行ったというエピソードも。

ビーチでは、手ハートのオブジェがある、まさに“映えスポット”で、写真を撮りたいミンホvs撮りたくないキーの攻防(⁉)もあったが、なんだかんだでキャッキャッと写真を撮りまくり、思い出を残していた。

そして、これまで15年を共にしながら、みんなでキャンプをするのは初めてだというメンバーたち。料理の準備では、テミンの危なっかしい包丁さばきをミンホとキーが心配そうに見つめたあげく、ミンホが包丁の使い方を手取り足取り教え、まるでお母さんのような姿も。テミンの“愛されマンネ(末っ子)”っぷりがよく出ていて、微笑ましかったし、この日のため、ミンホのお母さんが前日作ってくれたというおかずをみんなでおいしそうに食べていたのも心温まる光景だった。

このようにエモーショナルな場面が随所にあったが、やはり一番印象的だったのは「SHINee」が5人であるということが示された場面だった。キャンピングカーにはオンユと故ジョンヒョンさんのクッションが置かれていて、テロップには「SHINeeメンバー全員一緒に旅立つ旅行」と愛ある言葉も書かれていたのだ。

また、思い出の品が展示されている“SHINeeルーム”に行ったときも、アルバムの写真を見ながら、ジョンヒョンさんの首元のほくろに目を留めたテミンが「そうだ、ヒョン(お兄さん)はここにほくろがあったよね?」と懐かしそうに言及していたし、5人のグッズ、映像などがあふれていて、「SHINee」の5人の絆というのが改めて感じられた。

エンディングでは、ニューアルバム「HARD」の中から、収録曲「JUICE」、「10X」やリード曲「HARD」のステージ披露もあったが、番組全体を通して、BGMには「SHINee」のこれまでヒット曲が挿入され、海辺ではテミンがピアノを弾きながらジョンヒョンさんのソロ曲「End of a day」を熱唱する場面もあった。

最近、オンユの激やせやインスタグラム投稿の大量消去など心配なニュースも報じられているが、メンバーたちはキャンプをしながら、これから先も共に歩んでいくことを誓っていた。ファンを前にしたカムバックショーでも、ミンホが「20周年、30周年、50周年、いや100周年(?)まで共に歩んでいきましょう」とファンにメッセージを送り、固い絆を確認。輝き続ける「SHINee」の今後の歩みがさらに楽しみだ。

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