朝鮮新報は今月7日、ホームページに掲載した “観光熱気”というタイトルの記事で「今月初め日本で、写真の展示など北朝鮮観光に関するイベントが開かれた」とし「チルボサン(七宝山)やデドンガン(大同江)ビール祭り、ケソン(開城)民俗旅館への関心が高まっている」と伝えた。
つづけて「3年以上往来が中断された(北)朝鮮への観光の熱気も尋常ではない」とし「朝鮮への往来を待ち望むのは、この人たちだけであろうか。同胞たちも様々な国の人たちもそうであり、それを受け入れる側もいつでも迎える準備が整っているものと思われる」と付け加えた。
朝鮮新報はこれまで北朝鮮の立場を代弁してきたことから「北朝鮮は国境封鎖を解き、再び海外の観光客を迎える時期が遠くないことを示唆したのではないか」という見方が出ている。
さらに最近は、北朝鮮内部でも防疫を緩和する雰囲気がみられる。
先月、中朝国境の税関の哨所(しょうしょ:監視塔)兵が、防疫服を着ていない姿が捉えられている。また今月に入りテレビには、大規模室内行事でも参加者たちがマスクをしていない様子が映し出されている。
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