中華ドラマ「宮廷恋仕官〜ただいま殿下と捜査中〜」28話では、楚楚(そそ)が解剖で不可解な現象を発見する様子が描かれた。
軍の外出者名簿を調査していた蕭瑾瑜(しょうきんゆ)は名簿を見て不自然な点を見つけた。これまで何人もの脱走兵がいるが、いずれも途中で入ってきた盗賊たちで侯斌(こうぶ、ジュ・シャン扮)の元で訓練を受けていたが、まだ4か月も経っていなかったのだ。一方、冷月(れいげつ)は冷将軍の部屋に潜入し、箱の中に隠されていた書類を見つけた。冷将軍が帰ってくると何者かが部屋に入ったことを知り、剣を取り出したが、部屋にいるのは冷月だとわかると剣を収めた。冷将軍は冷月と話がしたかったが、冷月は冷将軍を無視し、その場を後にすると、冷将軍の部屋から持ってきた書類を蕭瑾瑜に渡した。
景翊(けいよく)は蕭瑾瑜に、最初に発狂したのは病院にいた負傷兵であり、奇妙なデマがここから流出したと伝えた。蕭瑾瑜は景翊に軍の役人に注意を払うように命じた。さらに長安からの密文書で最近の公主府(こうしゅふ)での出来事を知ったのだった。
楚楚が遺体を解剖すると自分でも分からない部分があった。死者は生前の状態からとても不自然であり、死んだように生きていたからだ。蕭瑾瑜は楚楚の意味を理解し、彼らは呼吸はしているが痛みを全く感知しない生ける屍であったため、苦しい死に方をしたのだと考えた。蕭瑾瑜は楚楚が怖がっているのではないかと心配し、楚楚に部屋で休むように言った。
景翊は突然発狂し、刀を振り回し始めた。蕭瑾璃(しょうきんり)は景翊を気絶させ、冷月は素早く鍼治療を行った。景翊は目を覚ましたが先ほど起こったことを全く覚えていなかったのだった。侯斌と趙捷(ちょうしょう、リ・ハイドン扮)は景翊を疑ったが、蕭瑾璃がうまく立ち回り何とかその場を収めたのだった。
景翊は細心の注意を払い、病院での食事と水を密かに変えた。蕭瑾瑜が腫れ物を治療する軟こうを持ってくると、冷月が胡茄花(こかばな)を思い出す。胡茄花は鎮痛剤であると同時に毒をもち、種子には幻覚を引き起こす猛毒が含まれており、発狂した人たちはこの胡茄花に触れた可能性があると話したのだった。
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