中華ドラマ「宮廷恋仕官〜ただいま殿下と捜査中〜」29話では、侯斌が発狂後、自殺してしまう様子が描かれた。
冷月(れいげつ)は景翊(けいよく)に病院に戻って欲しくないと思っていたが、景翊は病院に戻り、引き続き注意しながら調査した方が良いと考えたのだった。その後、冷月は再び冷將軍の部屋に入り書類を元の場所に戻そうとしたが、冷將軍に捕まってしまう。冷將軍は甘露の変(かんろのへん)で冷月の両親が亡くなった際に駆けつけられなかった理由を話した。冷月は自分が長年、冷將軍を誤解していたことに気が付いたのだった。
蕭瑾璃(しょうきんり)は蕭瑾瑜(しょうきんゆ)に買い物に出かけた20人あまりの兵士は皆、侯斌(こうぶ)が連れてきた盗賊たちだと報告しにやってきた。数人で侯斌の家を訪れると侯斌が発狂し、刀で自分を刺し殺したのだった。侯斌はすでに亡くなった状態だったため楚楚(そそ)は証拠がなくなる前に検視を行った方が良いと提案したが、侯斌の手下が楚楚に検視をさせなかった。そこへ冷將軍がやってくると、楚楚に検視をさせることを決めた。
蕭瑾瑜は蜣螂(きょうろう)を飼う壺を発見した。楚楚の検視の結果、他の自殺者と同様に死ぬ前は痛みを感じず、腹部も刀でめちゃくちゃにされていたことが分かった。蕭瑾瑜は亡くなった人たちの体に悪性腫瘍があると推測した。楚楚は死者が生前、蜣螂に感染していた可能性があると判断したのだった。
蕭瑾瑜は楚楚を連れて冷將軍の元を訪れると馮玠(ふうかい)を見なかったかと尋ねた。冷將軍は自分の命が長くないことを悟り、軍が混乱するのを防ぐため、事情を皇帝に報告するよう馮玠に命じたと話した。楚楚は冷將軍が使っている棒灸がおかしいことに気が付いた。冷月は棒灸の中に燃やすと毒ガスが発生する丹砂(たんさ)が入っていることを発見したのだった。
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