中華ドラマ「宮廷恋仕官〜ただいま殿下と捜査中〜」31話では、蕭瑾瑜が銅貨密造事件を解決する様子が描かれた。
吳琛(ごちん)の部屋に同じ帳簿が2つあった。毎回物資を購入する度に2つに分けていたが、最後の総数だけは正しかった。蕭瑾瑜(しょうきんゆ)は帳簿から本物のお金を出した後、兵士たちに偽のお金で軍俸を支給したため、蕭瑾璃(しょうきんり)が取り出したお金がほとんど偽のお金であったことが分かったのだった。事件が起きたばかりのため、兵士たちからお金を奪うわけにもいかなかった。そこで蕭瑾瑜は一刻も早く本物のお金を集め、偽のお金と交換することにしたのだった。
翌日、蕭瑾瑜は銅貨の入った大箱を何箱か持ってくると、黔州(けんしゅう)の役人の倉庫から銅貨を軍に送るように命じた。さらにこの箱の中の銅貨を調べ、偽のお金がないようにする必要があると答えた。このことを皇帝に報告し、朝廷がお金を出した後、再び各役人に返金することにしたのだった。
お金の問題が解決し、蕭瑾瑜は黔州の徴兵状況に問題があると感じた。黔州はここ数年山賊の数が兵士の数を上回り、兵士が山賊に拉致されることもあった。蕭瑾瑜は李璋(りしょう)が先に反乱軍を黔州軍に送り込み、軍の訓練を受けさせた後、再び山賊に拉致させ、軍の命令を受けた兵士が拉致された兵士を奪還しにいくという一連の流れを作り軍の中に反乱軍の仲間を次々送り込んでいたと考えたのだった。
蕭瑾瑜は地方の人が長安に入る機会である科挙の試験に反乱軍の人間が混ざっている可能性があると考えた。その頃、冷將軍は冷月(れいげつ)が景翊(けいよく)のことを好きな事を見破っていた。冷將軍が冷月に尋ねると、冷月は否定したが冷將軍を欺くことはできなかったのだった。
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