◇北朝鮮 ICBM「火星18」試射と発表 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙の労働新聞は13日、金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の立ち会いの下で12日、固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」の試射を行ったと報じた。北朝鮮が火星18を発射するのは4月に続き2回目。金正恩氏は「米帝と南朝鮮の傀儡(かいらい)逆賊が反共和国敵視政策を断念するまでより強力な軍事的攻勢を連続的に取っていく」との方針を示した。◇尹大統領「ポーランドと協力しウクライナ支援続ける」 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席などリトアニアでの日程を終えた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は12日(現地時間)、ポーランドの首都ワルシャワに到着した。尹大統領は現地メディアへの寄稿で「韓国とポーランドは自由と民主主義を守る価値パートナーとして国際平和をけん引することで一致した」とした上で「韓国は欧州最大のウクライナ支援国の一つであるポーランドと緊密に協力し、ウクライナへの支援を続けていく」と表明した。◇全国で戻り梅雨 首都圏などで1時間80ミリの大雨も 13日は再び梅雨前線が活発になり、全国で突風や雷を伴う雨が降る見通しだ。14日までの2日間の予想降水量は済州島を除く全国で50~150ミリ、済州島で5~40ミリ。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)では250ミリ以上、江原道内陸と山間部、忠清道、全羅北道北部では200ミリ以上の雨が降るところもある。なかでも首都圏などの中部地方では13日午後から1時間に30~80ミリの激しい雨が降ると予想され、施設管理や事故に注意が必要だ。最高気温は26~30度の予報となっている。◇24年の最低賃金交渉大詰め 初の1万ウォン突破なるか 最低賃金委員会は13日午後に第5回会議を開き、2024年度(1~12月)の最低賃金を巡って引き続き議論を行う。前回の会議で労働者側は今年の最低賃金である9620ウォン(約1046円)に比べ15.8%高い1万1140ウォン、経営者側は同1.2%高い9740ウォンを提示した。労使が合意に至らない場合、公益委員が提示する審議促進区間内の金額で表決される可能性が高く、初めて1万ウォンの大台を突破するかに関心が集まっている。◇ソウルの40代労働者 「定年まで働く」4割に満たず 中高年の就業支援などを行うソウル市50プラス財団は、ソウルに住む満40~49歳の賃金労働者と非賃金労働者1189人を対象に行った調査の結果、現在の職場まで定年まで働くつもりだと答えた人は33.8%にとどまったと発表した。定年に関係なくできる限り働くと答えた5.8%と合わせても40%に満たなかった。財団は今回の調査結果を活用し、40代の会社員や求職者の支援政策を設計する方針だ。
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