カカオエンタープライズのイ・ギョンジン代表(画像提供:wowkorea)
カカオエンタープライズのイ・ギョンジン代表(画像提供:wowkorea)
IT大手カカオの子会社、カカオエンターテインメントが13日、希望退職者募集の案内を行ったことが明らかになった。

希望退職の受付期間は、17日から2週間となる。申請した社員には、退職金とは別に勤務期間によって基本給の最大6か月分となる転職支援金を提供する予定だ。

同社は企業向けソフトウェア企業として2019年、カカオ内で創業。同年12月に分社した。しかし目立った成果を出せず、2022年の営業損失は1406億ウォン(約153億円)と大きく悪化した。これを受け最近は、クラウドを中心に事業再編を行っていた。

5月には、創業以来同社を率いてきたペク・サンヨプ代表が退任し、イ・ギョンジン・クラウド部門長が新たなトップに就任。さらに社内にクラウドおよび検索関連の企業を設立した。このクラウド関連の企業を除く、すべての社員が今回の希望退職の対象となっている。

カカオエンタープライズの関係者は「クラウド中心への事業再編と経営刷新のため、一部の事業から撤退を余儀なくされた。希望退職者に対しては安定的な次の選択肢が与えられるよう支援する。カカオ関連の企業、いわゆるカカオ共同体へと転職できる機会を与える『外部転職プログラム』をすでに運用中だ。このほか他のIT企業に転職できる機会をつなぐ希望退職プログラムを追加で用意し、選択肢を広げる」と述べた。

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