豪雨にもかかわらずソウル都心部で多くの集会が決行…交通規制実施=韓国報道(画像提供:wowkorea)
豪雨にもかかわらずソウル都心部で多くの集会が決行…交通規制実施=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国全土で豪雨の影響を受けている中、15日にソウルの都心部では各種の集会が相次いで予告されている。全国民主労働組合総連盟は13日から続けてきたゼネスト集会を3日間継続し、保守・進歩政党および市民団体も都心部の各地で集会を開く。

全国民主労働組合総連盟はこの日の午後2時から4時まで、ソウル都心部の4地域でゼネスト事前集会を開く。組合員約1万2000人(主催側推算)は集会を終えた後、本集会が開かれるサジンノ(社稷路)付近で行進を行う。同組合は13日から3日間の日程で大規模なゼネスト集会を開き、政府を相手取って労組法2・3条の改正、最低賃金引き上げ、週69時間制の阻止、労組弾圧中断、ユン・ソギョル(尹錫悦)政権の退陣などを要求している。

約40の進歩系の社会団体で結成された「尹錫悦政権退陣運動本部」は、この日の午後4時から6時までチョンノ(鍾路)区サジクトン(社稷洞)付近で「尹錫悦政権退陣汎国民大会」を開く。彼らは日本の放射能汚染水の海洋放出の阻止、労組法2・3条拒否権の阻止、集会デモ禁止など民主主義破壊策動の阻止、屈辱外交の中断、社会公共性破壊の阻止、民衆生存権争奪などを当面の課題として挙げた。参加者は約8000人(主催側推算)で、日本大使館の方面に行進する予定だ。

保守系と進歩系の勢力対決も続く。保守政党の自由統一党はこの日の午後1時から5時まで、トンファ(東和)免税店前で「自由統一主事派撲滅国民大会」を開き、進歩系の市民団体であるろうそく転換行動はこの日の午後5時から7時までスンネムン(崇礼門)付近で全国集中集会を開く。

警察は交通混雑による市民の不便を最小化するため、集会行進区間周辺に交通警察約250人を配置し、立て看板などを設置する計画だ。また、集会時間中にセジョンデロ(世宗大路)交差点から崇礼門交差点間の世宗大路上に可変車線を設置して南北方向の円滑な交通を維持し、市民の不便を最小化する方針だ。警察の関係者は「混雑が激しい交差点は車両の迂回などをお願いし、交通渋滞が起こることを避ける予定」と述べた。
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