韓国中小ベンチャー企業部、集中豪雨被害の緊急点検…「経営安定資金を支援」

韓国の中小ベンチャー企業部は集中豪雨被害の中小企業と商工業者を対象に緊急経営安定資金を支援する。被害を受けた市場には「ワンストップ支援センター」を設置し、施設改善、販路支援などを通じて商工業者が生業に復帰するまで密着支援する。

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中小ベンチャー企業部は16日、セジョン(世宗)庁舎で「集中豪雨被害状況点検会議」を緊急開催し、このような対応策を発表した。

会議の結果、中小ベンチャー企業部は災害被害が確認された中小企業・商工業者を対象に緊急経営安定資金を支援することにした。中小ベンチャー企業振興公団は1企業当たり10億ウォン(約1億900万円)を限度に被害復旧費用を支援する。年1.9%の固定金利で貸出期間は5年(2年据え置き3年分割償還)となっている。

商工業者市場振興公団は災害被害の商工業者に2%の金利で最大7,000万ウォン(約770万円)を支援することにした。貸出期間は5年(2年据え置き3年分割償還)となっている。技術保証基金は最大3億ウォン(約3,300万円)を限度に保証比率(90%)、保証料率(0.5%)などを優遇する特例保証を支援する。地域信用保証財団も最大3億ウォン(約3,300万円)以内で保証比率(100%)、保証料率(0.5%)の優遇支援に乗り出す。

被害を受けた市場を対象には施設改善、販路支援に乗り出す。老朽化した電線の交換、火災警報器施設の設置などを支援し、復旧完了時に顧客流入促進のためのイベント費用などを提供する。