「国際物理オリンピック2023」の順位。1位が中国と韓国、3位が米国、4位が台湾、ルーマニア、インド、7尾が日本、8位がベトナム、9位がトルコ、ポーランド、香港(画像提供:wowkorea)
「国際物理オリンピック2023」の順位。1位が中国と韓国、3位が米国、4位が台湾、ルーマニア、インド、7尾が日本、8位がベトナム、9位がトルコ、ポーランド、香港(画像提供:wowkorea)
東京で10~17日に行われた第53回「国際物理オリンピック2023」で、韓国から参加した高校生5人が金メダルを獲得し、中国と共に総合1位を記録した。

世界86か国から387人の学生が参加し、物理に関する知識を競う大会で、韓国代表チームは全員金メダル獲得の快挙を成し遂げた。

同大会はそれぞれ5時間ずつの実験と理論の試験を、2日間にわたって行うもので、実験の20点と理論の30点を合わせた50点が満点となる。

今回の実験では「ワット天秤の原理を利用した質量測定」と、「光の屈折を利用した厚さの測定」といった問題が、また理論では「液体のなかに浮く小さな土粒子の特定」「中性子星と重力波」「水の表面張力」に関する問題が、それぞれ出題された。

「国際物理オリンピック」にことし出場した韓国代表の学生たちは、韓国物理学会が提供する通信教育と冬季学校、および集中教育などを経て「アジア物理オリンピック(APhO)」に参加した後、選抜された。

韓国代表チームを率いるキム・ジェワン韓国物理学会・韓国物理オリンピック委員長は「今大会に参加した学生だけでなく、物理オリンピックに参加したすべての学生が多様な分野で才能を発揮すると共に、韓国人学生は韓国を率いる人材に成長してほしい」と述べた。



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