「子どもたちが誤って食べてしまう」
「それでもすごくかわいい」
見るだけでも甘い香りがしそうなおいしそうなチョコきのこ。実は本物のチョコきのこではない。チョコきのこの無線イヤホンが登場して話題になっている。
チョコきのこの元祖である日本の食品会社、明治製菓が非常に独特な形の無線イヤホンを披露した。デザインは韓国人にとって‘チョコきのこ’という製品名で親しまれているが、これはチョコきのこの元祖ともいえる明治製菓のチョコ菓子‘きのこの山’の形を模したものである。
実際、きのこの山の包装と同じ四角形の充電ケースがまず目を引く。ケースを開けると、中にかわいいチョコの房が2つきっちりと入っている。チョコの部分は耳に入れるスピーカーの部分だ。
製品が正式に発売されたわけではない。しかし、日本を越えて韓国でも爆発的な反応が殺到し、実際の製品が発売されるか関心が高まっている。
‘チョコきのこ無線イヤホン’を見た(韓国の)ネットユーザーたちは「食べずに、耳に入れてください」、「知らないうちに耳から取り出して食べちゃいそう」、「とてもかわいい」など、熱い反応を見せている。
しかし、一方でこの製品が実際に発売されると何よりも子どもたちにとって危険になりかねないとの懸念の声が出ている。思わず口に入れ、飲み込む恐れがあるからだ。
線がなくなり、小さく軽くなったワイヤレスイヤホン。スマートフォンと共に誰もが1つくらいは持っている現代人の必需品だ。そのため、想像もできないようなことが頻繁に起きる。ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いていて眠ってしまい、うっかり飲み込んでしまうことも発生している。
子どもたちが無線イヤホンを飲み込んで病院で治療を受けたことも発生している。子どもの母親が公開した写真によると、病院で撮影されたX線写真には胃の中に無線イヤホンと思われるものが見えている。幸い、(この子どもは)大きな問題なく退院したという。子どもの母親は「無線イヤホンが息子の胃の中に入るとは想像もできなかった」と述べた。チョコきのこ無線イヤホンの場合、子どもたちが実際に食べるものと誤認する恐れがあり、ややもするとさらに多くの事故が起きることもありうる。
ネットユーザーたちの共感も爆発した。「知らずに食べてしまう子どもたちが多そう」「十分に起こりうることだ」「本当に気をつけなければならない」など様々な反応があふれた。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83