洪準杓、大邱市長(画像提供:wowkorea)
洪準杓、大邱市長(画像提供:wowkorea)
国民の力(与党)中央党倫理委員会は26日、‘水害時にゴルフ’をして物議を醸したホン・ジュンピョ(洪準杓)テグ(大邱)市長に対し、‘党員権停止10か月’の重懲戒を議決した。

倫理委員会はこの日の午後、ソウル市ヨイド(汝矣島)の党本部で会議を開き、洪市長が追加で提出した釈明資料を検討した後、このように決定した。18日、キム・ギヒョン国民の力代表が真相調査を指示し、この日に倫理委員会が洪市長の懲戒議論案件を職権上程してから8日後に下された決定だ。

倫理委員会が党所属の市・道知事に対して懲戒を下したのは、洪市長がキョンサンナムド(慶尚南道)知事を務めていた2015年7月、‘ソン・ワンジョン(成完鍾)リスト’に関与し、党員権の懲戒停止を受けて以来8年ぶりとなる。

洪市長はチュンチョンド(忠清道)とキョンサンド(慶尚道)地域に大雨が降った15日、大邱市内のゴルフ場にゴルフをしに行ったことが分かると批判の世論が高まり、倫理委員会の懲戒対象になった。特に、洪市長は‘不適切な行動’との批判が続くと17日、SNSに「週末にはテニスをすればいいし、ゴルフをしてはならないという規定が公職社会にどこにあるのか」との文章を載せ、その後は国会で記者たちと会っても「不適切ではない」と主張して世論を悪化させ、この点が懲戒理由として追加された。

洪市長は19日、謝罪記者会見を行って物議を醸したSNSの掲示物2件を自主的に削除した後、倫理委員会に謝罪文と意見書、非常状況勤務現況表などを提出した。しかし、洪市長は20日、倫理委員会の懲戒開始決定の後、SNSに‘過度な恥辱’という言葉を載せて不満を示し、再び物議を醸した。

その後は当該SNSの文章を自ら削除し、24日からは水害ボランティア活動をしながら‘反省の歩み’を続けてきた。洪市長は同日、倫理委員会に出席せずに釈明資料だけを提出した後、キョンサンプクド(慶尚北道)イェチョン(醴泉)郡で3日間、水害復旧ボランティア活動を行った。
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