サムスン電子のリチャード・ウォルシュ半導体DSEメモリーマーケティング常務(画像提供:wowkorea)
サムスン電子のリチャード・ウォルシュ半導体DSEメモリーマーケティング常務(画像提供:wowkorea)
サムスン電子のリチャード・ウォルシュ半導体DSE(欧州総括)メモリーマーケティング常務は28日、同社の半導体ニュースルームを通じて「拡大と変化を続ける自動車産業で、当社のメモリー技術は中心的な役割を担う」と述べた。

ウォルシュ氏は先進運転支援システム(ADAS)で完全自律走行に転換する時期が早まり、5~10年以内に高速道路を走る車の半分以上が自律走行車になると展望した。これに伴いデータ量も増加。強化された処理能力と対応量、高性能メモリーソリューションが必要だと主張している。

たとえばインフォテインメントは、レベル3の自律走行へ転換することで乗客と運転者すべてにエンターテインメントとコミュニケーション体験を提供するようになる。ウォルシュ氏は「自動車は『タイヤの付いたサーバー』として、想像できないほど多様なアプリを使用することになるだろう」と話した。

一方、同社のイェンス・カーウェグ半導体DSEシステムLSIマーケティング・バイスプレジデントも、電装のトレンドとしてディスプレー化と移動中の体験、安全な走行のためのセンサー技術、持続可能性を挙げた。

カーウェグ氏は「自動車は消費者のニーズや世界的な規制、カーボンニュートラルなどを複合的に考慮して、電力消費を減らし効率を高めることに重きを置いており、小さな部品まで持続可能な製品を作る必要がある」と述べた。

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