外交部庁舎に入る在韓日本大使館の山本政務公使(手前)=28日、ソウル(聯合ニュース)
外交部庁舎に入る在韓日本大使館の山本政務公使(手前)=28日、ソウル(聯合ニュース)
◇外交部 防衛白書の独島領有権主張に撤回要求 外交部は28日、日本政府が2023年版防衛白書で独島を日本の領土と記述したことを巡り、「歴史的、地理的、国際法的に明白なわが固有の領土である独島に対する不当な領有権主張を繰り返したことに強く抗議する」として即刻撤回を求める報道官論評を出した。また同部の徐旻廷(ソ・ミンジョン)アジア太平洋局長は同日午前、在韓日本大使館の総括公使代理を務める山本文土政務公使を同部庁舎に呼んで独島の領有権主張に抗議した。◇地下道浸水事故 新たに18人の捜査依頼 中部の忠清北道清州市・五松で15日に発生し、死傷者24人を出した地下車道の浸水事故に絡み、関係者95人を対象に監察調査を実施した国務調整室は、清州市の関係者6人や忠清北道消防本部の関係者5人など計18人について大検察庁(最高検)に捜査を依頼することを決めたと発表した。これにより、今回の事故で捜査が依頼された人数は36人に増えた。このほか、過失が確認された5機関の63人については所属機関に通知し、懲戒などの措置が取られる予定だ。◇金正恩氏がロシア国防相 国防分野の協力強化議論 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのショイグ国防相との27日の会談について、正恩氏が「急変する国際安全保障環境と朝鮮半島地域の軍事政治情勢に対する党と政府の評価と原則的立場を表明した」と報じた。会談では両国の国防協力についての議論もあったという。北朝鮮メディアは具体的な協力策について言及していないが、ウクライナ侵攻が長期化する中で北朝鮮が砲弾などの軍需物資をロシアに提供する問題が話し合われたとの見方が出ている。◇来週まで猛暑と熱帯夜続く見通し 台風の影響なし 気象庁によると、韓国は中国内陸まで勢力を拡大した太平洋高気圧の影響を受け、来週も猛暑と熱帯夜が続きそうだ。28日午前10時の時点で全国の81カ所に猛暑警報が発令されている。ソウルでは来週まで最高気温が平年(30~31度)より高い31~34度を記録すると予想され、最低気温も25~26度と熱帯夜が続く見通しだ。高気圧の勢力が強く、台風5号と6号は韓国に影響を与えないとみられる。
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