北朝鮮の朝鮮中央テレビは31日、「戦勝節」(朝鮮戦争休戦協定締結日、7月27日)70周年の記録映画を放映した。映像には、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記、中央)が訪朝したロシアのショイグ国防相と27日に平壌の党本部庁舎で面会し、記念品を手渡す様子が収められている(朝鮮中央テレビの画面より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央テレビは31日、「戦勝節」(朝鮮戦争休戦協定締結日、7月27日)70周年の記録映画を放映した。映像には、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記、中央)が訪朝したロシアのショイグ国防相と27日に平壌の党本部庁舎で面会し、記念品を手渡す様子が収められている(朝鮮中央テレビの画面より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のチョン・ハギュ報道官は31日の定例会見で、北朝鮮がロシアに兵器を供給したとする海外メディアの報道について、「国連安全保障理事会の決議上、北の全ての兵器取引は禁止されている。政府は関連動向を引き続き注視している」と述べた。 チョン報道官は、安保理の対北朝鮮制裁決議に違反し、国際社会の平和と安定を損なう北朝鮮との違法な兵器取引は直ちに中止されなければならないと強調した。 英紙フィナンシャル・タイムズは29日(現地時間)、ウクライナの軍人がロシアから奪ったと推定される北朝鮮製兵器を用いてロシアを攻撃する様子が捉えられたと報じた。 米国はこれまで、北朝鮮が海上輸送などによってロシアに兵器を供給していると糾弾してきたが、北朝鮮とロシアはこれを強く否定していた。 チョン報道官は、今回の報道をどれだけ信頼できるかとの報道陣の質問に対し「今日の一部報道で『蓋然(がいぜん)性がある』という政府関係者の発言が引用された」と説明した。 一方、韓国軍は8月に予定されている韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」を前に北朝鮮が挑発を行う可能性を注視していると明らかにした。 韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は「8月には韓米合同演習を準備しており、政府と軍の軍事演習を連携して実施する」としながら「このような状況を考慮し、わが軍は必要な対応体制を維持している」と述べた。
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