韓国の黄浚局国連大使(国連ウェブテレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国の黄浚局国連大使(国連ウェブテレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の黄浚局(ファン・ジュングク)国連大使は3日(米東部時間)、紛争と食料安全保障を巡る国連安全保障理事会の公開会合で、悪化している北朝鮮の食糧危機は北朝鮮政権の誤った選択のためだと指摘した。

 黄氏は北朝鮮がこの1年半の間、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含め計12発のミサイルを発射し、食糧危機を解決できる資源を無駄にしたほか、新型コロナウイルス対策を口実に国境を封鎖し、国際社会からの人道支援を遮断したと指摘した。また、北朝鮮が昨年後半、個人間の穀物の取引を禁じる政策を導入したとし、「国家食糧配給システムが作動しない状況で民間市場に食糧を依存していた大多数の住民の食糧不足がさらに悪化した」と強調した。

 一方、食糧の「武器化」を批判する米国主導の共同声明に賛同するとして、ウクライナ戦争などで食糧危機が深刻化しているアフリカ地域への韓国の支援などを紹介した。


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