政府による「デジタル分野の中核人材養成訓練」で、昨年までに3万人以上の人材が輩出されたものの、ソフトウェアの人材難解消には至っていないといわれている。
ITの人材市場では現在、新人の開発者は多いが企業が採用を望まず、即戦力となる熟練の開発者は給与水準が高いため採用が難しいという、いわゆるミスマッチが起きているのが現状だ。
これに対し、海外の開発者の活用が現実的な代案として浮上している。韓国よりも給与が低いベトナム人開発者を活用した場合、同水準の韓国人開発者よりも人件費を60%削減できる。
ただし海外の開発者に外注をしたものの、成果物の質が良くなかったという事例もある。高麗大学のソ・ソクジン教授は「シリコンバレーの企業はインドやベトナムにアウトソーシングする際、仕様書で要求事項を明確にする。韓国企業はこうしたシステムに対する経験が不足しており、アウトソーシングする側にも実力は必要」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101