李水晶、京畿大学犯罪心理学科教授(画像提供:wowkorea)
李水晶、京畿大学犯罪心理学科教授(画像提供:wowkorea)
キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)市のソヒョン(書峴)駅近くで無差別凶器暴動事件が発生した中、オンラインでは同様の犯行を予告する書き込みが相次いで掲載され、物議を醸している。これについて、イ・スジョン(李水晶)京畿大学犯罪心理学科教授は「予告文章についても殺人予備罪を適用し、厳罰に処さなければならない」と強調した。

キム・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

4日、李教授はCBSラジオの番組‘キム・ヒョンジョンのニュースショー’で「当分の間、殺人予告文章を載せた人たちについては殺人予備罪を適用すること、非常に厳しく容疑を適用することが必要な段階ではないかと思う」と述べた。

李教授が言及した殺人予備罪は刑法第255条に該当する。これによると、第250条(殺人・存続殺害)と第253条(偽計などによる嘱託殺人など)の罪を犯す目的で予備または陰謀した者は10年以下の懲役に処される。

李教授は「具体的に凶器の写真も載せるのは殺人を予備すること」とし、懲役刑の厳罰に処することが制度的次元で追加犯罪を防げる方法だと主張した。さらに「(オンライン)掲示板の文章をそのままにしておくのは、危険を放置しているのではないかと思う」と述べた。

ソウル市クァナク(冠岳)区のシンリム(新林)駅近くで無差別殺人事件が起きてから2週間後に発生した今回の凶器暴動事件では、14人が負傷し、このうち2人が重体だという。

チェ某容疑者(22)は過去に対人忌避症で高校を退学し、精神医学科の診療を受けていたことが分かった。

警察は、チェ容疑者が分裂性人格障害と診断された事実を確認したと明らかにした。チェ容疑者が犯行の前日、書峴駅近くの大型マートで凶器2点をあらかじめ購入するなど、事前に犯行を準備していた状況も把握された。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83