4日、韓国外交部(外務省に相当)によると、中国で、麻薬販売容疑で死刑宣告を受けていた韓国国民1人に対する死刑が、この日執行された。中国で韓国人薬物犯に対する死刑が執行されたのは、2014年以降9年ぶりだ。
外交部当局者は「政府は、人道主義的な観点から、われわれ国民に対し死刑執行されたことを残念に思う」とし「韓国政府は、同人に対する死刑宣告以後、様々な経路を通じて、人道的側面から死刑執行の再考または延期を何度も要請してきた」と明らかにした。
この男性は、中国でメタンフェタミン5kgを販売しようとした容疑で2014年逮捕され、裁判を受けてきたという。
中国は刑法第347条により、1kg以上のアヘン、50g以上のヘロインまたはヒロポン(メタンフェタミン)、もしくは大量の他の麻薬類を密輸したり、運搬または製造した場合、15年以上の懲役、無期懲役または死刑、財産没収刑に処するよう規定している。
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