北朝鮮におけるゴルフ大会の開催は新型コロナウィルス以降、経済が停滞していた北朝鮮が経済交流を行おうとする意志の表れだとみられる。北朝鮮は7月、朝鮮戦争の休戦協定の締結日である戦勝節に、中国やロシアの関係者を招待し本格的な人的交流を開始する可能性について触れていた。
このほか、中国の杭州で9月に開催される「アジア競技大会」へ北朝鮮が参加することも知られている。
北朝鮮は新型コロナウィルス流行のため約3年間、国境を封鎖し人的交流を中断していた。しかし昨年、中国がコロナ終息を宣言したことを受け、貿易を一部再開したもようだ。米中貿易摩擦で国連安全保障理事会による制裁措置も弱まるとの見込みは、北朝鮮による経済活動の再開に有利に働くとみられる。
北韓大学院大学のヤン・ムジン教授は「北朝鮮は杭州でのアジア競技大会を皮切りに、中国やロシアなど友好国との経済交流を進めていくことが可能だ。以降は、国際的な機構や米国などの順で制裁を解除していくとみられる」と説明した。
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