「ジャンボリー大会誘致当時の大統領として謝罪・慰労の気持ち」=文在寅前大統領(画像提供:wowkorea)
「ジャンボリー大会誘致当時の大統領として謝罪・慰労の気持ち」=文在寅前大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)前大統領は最近問題となっている「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」に対して、「ジャンボリー大会でわれわれは多くのものを失った」という立場を明らかにした。セマングム・ジャンボリーをめぐって政界で現政権だけでなく、前政権に対する責任論まで取り上げられていることを意識した発言であるものと解釈される。

文在寅前大統領はこの日、自身のSNSに「国の品格を失い、誇りを失った。国民が恥をかくことになった」とし「人の準備が足りなかったため、天も助けてくれなかった」と指摘した。

続けて、「セマングムを世界に広報して経済的開発を促進するとともに、立ち遅れた地域経済を成長させる絶好の機会と感じて、大会誘致に総力を傾けたチョルラプット(全羅北道)民らの期待は無駄になり、不名誉だけを抱えることになった」とし「どうか今回の失敗が教訓として残り、大韓民国が再び立ち上がることを願う」述べた。

それとともに、「失望が大きかった国民ら、全世界のスカウト隊員ら、全羅北道民らと後援企業らに大会誘致当時の大統領として謝罪と慰労の気持ちを伝える」と付け加えた。
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