2019年6月、習近平中国国家主席と金正恩北朝鮮総書記が首脳会談のため対面した様子(画像提供:wowkorea)
2019年6月、習近平中国国家主席と金正恩北朝鮮総書記が首脳会談のため対面した様子(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症により国境を封鎖していた北朝鮮から、3年7か月ぶりにシニジュ(新義州)と中国遼寧省の丹東をつなぐアムノッカン(鴨緑江)鉄橋を通る団体バスが捉えられた。

韓国の通信社“聯合ニュース”によると、16日の午前11時20分ごろ、新義州を出発したバス2台が鴨緑江鉄橋を渡り中国の丹東に到着した。

このバスに誰が乗っているのかはまだ確認されていないが、対北消息筋たちは「これらのバスは、カザフスタンで今月19~26日に開かれる国際テコンドー連盟(ITF)世界選手家大会と関係があるだろう」と伝えた。

北朝鮮は今回の世界選手権に、100余人規模の選手団を派遣することが伝えられている。

北朝鮮は、中国で新型コロナが発生したことから2020年1月に国境を封鎖し、人的往来を全面的に遮断した。その後、昨年1月には中朝貨物列車の運行が再開し、ことしに入りルートを制限した貨物トラックの運行も再開された。

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