米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで18日に開かれた韓米日首脳会談であいさつする(左から)韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相(共同取材)=(聯合ニュース)
米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで18日に開かれた韓米日首脳会談であいさつする(左から)韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相(共同取材)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで18日(日本時間19日)に開かれた韓米日首脳会談について、「朝鮮半島での核戦争挑発を具体化・計画化した」として、「その実行のための演習が行われている」と非難する論評を掲載した。韓米は21日から大規模な合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」を実施している。

 同通信は今回の演習に米国の核戦略兵器も展開されるとして、「朝鮮戦争に参戦した戦犯国まで参加するもので、その侵略的な性格が一層高まっている」と主張。「戦争演習でキャンプデービッドでの合意事項が実行されれば、朝鮮半島での核大戦の勃発の可能性はより現実のものになる」と威嚇した。

 北朝鮮メディアが18日の韓米日首脳会談について言及するのは初めて。

 同通信は「今回の戦争試演がわが共和国(北朝鮮)を狙っているというのは火を見るより明らか」とし、「わが国の自主権と人民の生存権を脅かす敵対勢力への懲罰の意志は撃発の瞬間を待っている」と警告した。


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