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大手芸能事務所<ウィリアム・モリス・エージェンシー(WMA)>と手を組み米国に進出するRainが13日、ソウル市内のホテルで記者会見を行い、今後の具体的な活動計画を明らかにした。Rainは先ごろ、『マトリックス』シリーズなどで知られるジョエル・シルバー氏制作、ウォシャウスキー兄弟の監督による『スピード・レーサー』に出演し、ハリウッドデビューを果たした。ハリウッド2作目にして初主演となる『忍者暗殺者』も、この3人が制作に携わるという。ドイツ・ベルリンのスタジオで3月クランクイン、7月クランクアップの予定だ。
映画主演について、Rainは「ウォシャウスキー監督と食事中に映画の話が上がった。アルバム契約を進めていたところに新しいチャンスが入ってきたので、逃したくなかった。ハリウッドに主演で進出できるとは夢のようで、自分のすべてを捧げたい」と意欲をみせた。アクションシーンに備え、減量し筋肉質な体を作るトレーニングを受けているほか、英語の勉強にも励んでいるという。
会見では『スピード・レーサー』についても言及した。2時間の作品中、自身の出演は1時間ほどという助演クラスで、Rain自身がアピールした成果で韓国語もかなり劇中に登場するようになったと紹介した。ハリウッド資本の力を感じる楽しい作業だったと振り返り、「このときにウォシャウスキー兄弟が自分を信頼してくれたのだと思う。ずいぶん食事もごちそうしましたから」と笑わせた。
Rainはまた、<ドリームワークス>が6月に全世界で公開するアニメーション映画『カンフーパンダ』のオリジナルサウンドトラックに参加し、主題歌を歌うという。本業は歌手だけに、<WMA>ともグローバルアルバムを制作する。映画のスケジュールなどで遅れたものの、間もなく大手レコード会社と契約する予定だ。<WMA>は「米国だけでなく世界の聴衆を対象にした公演を推進する計画」と話している。
東洋人ということが米国進出のハンディになるのではという懸念の声も聞かれるが、これに対しRainは米国でCDが何枚売れるかが重要なのではないとし、「ドアを叩き続けそれをぶち破れば、次の打者がホームランを打つことができる。映画が成功すれば音楽活動にも良い影響があるはず。まずは韓国を、そして自分の音楽と名前を知ってもらいたい。これからの道のりは長く、後ろを振り返らずに走っていく」と覚悟を語った。
今年は韓国内での活動も精力的に行う計画だ。7月に映画撮影を終えた後、8月には北京五輪向けのアルバム関連で活動し、9~10月にはニューアルバムをリリースする。ドラマ出演も模索している。さらに、新人の発掘にも力を入れており、機会が整えば2チームデビューさせる計画だという。
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