尹大統領・与党の支持率が「横ばい・小幅の下落」…処理水放出の影響=韓国
尹大統領・与党の支持率が「横ばい・小幅の下落」…処理水放出の影響=韓国
「ユン・ソギョル(尹錫悦)韓国大統領の支持率が、30%台中盤から “横ばい・小幅に下落”した」という世論調査の結果が出た。また、与党“国民の力”の支持率も下落した。

韓国の世論調査企業“Rnサーチ”が今月23~25日、1013人を対象に実施した調査の結果、尹大統領の支持率は36.0%で前週と同じであった。不支持は61.4%で前週より1.2%上昇した。政党支持率では、与党が1.2%下落した34.2%を記録した。

また今回の調査で、福島第1原子力発電所“放射能処理水”の海洋放出による被害について「ある」と回答した人が60.9%であることがわかった。

韓国世論調査企業“韓国ギャラップ”が今月22~24日、満18歳以上の男女1000人を対象に実施した定例調査で、尹大統領の支持率は34%、不支持は57%を記録し、10%は意見を留保した。支持率は前週より1%下落し、不支持は変動がなかった。

今回、尹大統領を支持する理由と不支持の理由の両方で、「外交」が最も多くあがった。特に不支持においては、その次に「処理水放出問題」や「経済・民生・物価」があがった。

韓国ギャラップは「この2か月、大統領の支持率は30%台の初・中盤で、不支持は50%台の中・後半にとどまっている」とし「特に今回は福島(原発処理水の)放出が始まったことで、このことに関する言及が再び増えたものとみられる」と分析した。

政党支持率では、与党が2週前より2%下落した34%で、共に民主党が2%上昇した32%を記録した。

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