「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」、食べ物を投げ入れた来園客「出入り禁止」に=中国報道
「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」、食べ物を投げ入れた来園客「出入り禁止」に=中国報道
中国・四川省成都市にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」(以下、「パンダ研究基地」)は27日、同施設内のジャイアントパンダに勝手に食べ物を与えたとして、来園客2人に対し今後永久に同施設内への出入りを禁じたことを発表した。

発表された内容によると、韓某氏(男、39)と梁某氏(女、51)はそれぞれ26日に「パンダ研究基地」を訪れた。

韓某氏は同日午後2時ごろ、観覧中にジャイアントパンダの飼育エリアに向かってタケノコを投げ入れた。施設スタッフがすぐに気づいて韓某氏に対し注意をし、ジャイアントパンダが手にする前にタケノコは片付けられた。

梁某氏は同日午後3時ごろ、ジャイアントパンダの飼育エリアに落花生を投げ入れた。こちらも施設スタッフによりすぐに清掃が行われたという。

「パンダ研究基地」側は、2人の行為がジャイアントパンダに被害を与える可能性のあるものだと判断し、今後、同施設の全てのエリアへの出入りを禁止すると通知した。同時に、今回の件でジャイアントパンダの健康状態には影響がなかったことを伝えた。

「ジャイアントパンダの食べ物には厳格な基準があり、むやみに餌を与えると、パンダに被害を与える恐れがある」とし、来園者に対し節度ある観覧を呼び掛けた。

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