28日、業界によるとイーマート(139480)は24日から30日まで海洋水産部(日本の農林水産省に相当)とともに、「水産物消費促進」イベントを進めている。
イーマートは国内水産物の販売活性化を目的に、今回のイベントを企画した。代表品目として、旬のワタリガニ、チェジュ(済州)産生太刀魚の全品目、生サバ、生クロソイ、下ごしらえしたアサリなどがある。旬のワタリガニの場合、100グラム当たりの通常価格は1,780ウォン(約200円)だが、新世界ポイントを積み立てると50%割引した890ウォン(約100円)で販売する。他の品目も通常価格から20~30%割引販売する。
ロッテショッピング(023530)が運営するロッテマートは、30日までに国産の「ソヘアン(西海岸、日本名:黄海)ワタリガニ」を100グラム当たり992ウォン(約110円)で販売する。ロッテマートは安定的な販売量確保のため、ワタリガニの最大産地であるチュンチョンナムド(忠清南道)シンジンド(新津島)港とチョルラプット(全羅北道)キョクポ(格浦)港で漁業にあたっている漁船30隻と事前契約を進めた。
ロッテマートの関係者は「海洋水産部と進める水産大展イベントの他に今後進める別のプロモーションに関しては政府省庁と議論中」と説明した。
ホームプラスは31日から約1か月間「秋夕(チュソク、中秋節)水産物割引大展」を開いて各種水産物の割引イベントを行う。イベント初日の31日から来月6日までスケソウダラ、サバ、イカ、太刀魚など主要水産物を最大50%の割引価格で販売する。
大型スーパー業界は水産物を安心して販売するために、放射能数値の検査を強化するなど特別管理に入った。イーマートは放射能数値の検査段階を「平時」から「注意」に一段階格上げして、水産物入庫量の最大75%に対してサンプル検査を実施している。放射能数値検査は物流センターで簡易機器で数値を確認した後、翌日にスーパーの商品安全センターで精密機器を用いて再び検査する2段階方式で行われる。ロッテマートも現在週4回のサンプル検査の回数をさらに増やす。
日本の福島原発処理水の海洋放出に伴う水産物を避けようとする現象の解消のために、官民が消費促進に乗り出している。大統領室はこの日から1週間、毎日庁舎の構内食堂の昼食メニューとして、韓国産水産物を提供することにした。
韓国経営者総協会は「水産物の消費および漁村・海休暇活性化チャレンジ」に参加することにした。このチャレンジは先月29日、「国民の力」のユン・ジェオク院内代表室から始まったリレーキャンペーンで、韓国経営者総協会のソン・ギョンシク会長は、ウリ金融グループのイム・ジョンニョン会長から指名を受けて参加した。
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