「ぼったくり」なくなるか… 10月から明洞一帯価格表示義務化=韓国ソウル市
「ぼったくり」なくなるか… 10月から明洞一帯価格表示義務化=韓国ソウル市
来る10月から、韓国ソウル市の繁華街である「ミョンドン(明洞)」一帯が、ぼったくり根絶に向け、価格表示義務地域に指定される。

29日、ソウル中区は、ぼったくりの根絶のため、明洞一帯を価格表示義務地域に指定し、10月から運営すると29日明らかにした。区はこの日、明洞地域の小売業者と「明洞価格表示義務地域指定懇談会」を開き、このような内容を議論した。

明洞は、外国人観光客が多く訪れる地域の一つだ。しかし最近明洞一帯の「ぼったくり料金」について引き続き議論が起き、イメージが失墜される状況に置かれた。これに中区は価格表示制度を推進した。

今回の価格表示制度は、ソウル広場の隣のプレジデントホテルからIBKファイナンスビル、明洞駅10番出口、コリョデヨンガク(高麗大然閣)タワーをつなぐ、合計0.42キロ平方メートル規模区域内の店舗が対象だ。地下商店街も含まれ、今月基準で見ると合計1011カ所が対象となる。

区は9月の一ヶ月間猶予期間を経て10月1日から本格施行する。指導点検を並行し、未履行の店には最大1千万ウォン(約110万円)の過怠料を賦課する計画だ。ただ、会議に参加した小売業者らは、価格表示制度対象に明洞一帯の露店が除外され、実効性が欠ける可能性があるという懸念を出した。

中区のキム・ギルソン庁長は「明洞一帯が屋外広告物自由表示区域になるように推進し、新たに建物や社会間接資本施設が入るよう、発展計画を構想している」とし「力を合わせるべき状況で、観光客が“そこは楽しくない”、“ぼったくりに合いたくない”と思い、明洞を訪れないとなることが大きな損害」と強調した。

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