岸田総理「きょうの昼食は福島産水産物」...「食事中の姿」を見せて応援
岸田総理「きょうの昼食は福島産水産物」...「食事中の姿」を見せて応援
日本の岸田文雄総理は福島産の水産物を直接試食して宣伝に乗り出した。福島第1原子力発電所(以下、福島原発)の処理水海洋放出以降、国内外の反発に直面しているため、その不安感を解消させるための対応として解釈される。

「毎日新聞」などによると30日、岸田総理は同日、首相官邸で官僚らと福島産の水産物を中心に用意された昼食をともにした。刺身で出されたヒラメ、スズキ、タコはすべて福島県近海で前日到着した水産物で、処理水海洋放出日である24日以降に捕えられたものだ。日本の首相官邸はエックス(旧ツイッター)を通じて昼食をとる姿を含めた映像を公開した。

岸田総理は福島産のヒラメの天ぷらなどを食べて、「歯ごたえがやっぱり違うね、コリコリ感が」と述べたとことが伝えられた。ともに食事を終えた西村康稔経済産業相は、「総理が食事を終えて、本当に美味しく食べたという話をした」とし「福島処理水関連の風評(被害)対応の先頭に立つという強い意志を示した」と述べた。西村経済産業相は処理水放出の過程で漁民など現地世論を説得する責務を受け持っている。

この日の昼食会には岩手県出身の鈴木俊一財務相も同席した。岩手県は福島県の近隣地域に位置し、ここの住民らは2011年の東日本大地震当時に宮城県などとともに処理水放出反対デモを行った。
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