北朝鮮、米戦略爆撃機の飛行に反発か…30日夜に弾道ミサイル2発を発射＝韓国報道

北朝鮮は30日夜、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。韓国合同参謀本部によると、発射地点は首都平壌の順安付近で、午後11時40分ごろから50分ごろの間に行われたという。

　同本部は「軍は追加の挑発に備えて監視と警戒を強化する中、韓米間で緊密に協力しながら万全の態勢を維持している」と述べた。

　北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは先月24日以来37日ぶりで、米国戦略爆撃機B1Bが黄海上空で韓国空軍と訓練を実施したことへの反発とみられる。米韓空軍は30日、米戦略資産B1B戦略爆撃機を展開した中、黄海上空で連合空中訓練を行った。今年に入ってからは10回目のB1B展開演習だった。