モスクワのソビャーニン市長は30日、ロシアでは初めてとなるジャイアントパンダの赤ちゃんの誕生を報告した。市長は、今回の赤ちゃんパンダの誕生について、ロシアと中国の専門家たちが共に努力した結果だと評価し、ロシアならびに世界自然保護界にとって一里塚としての意義があると伝えた。
中国のジャイアントパンダ保護研究センターも30日、ロシア時間8月24日未明に「丁丁」が初出産をしたと発表した。現在、「丁丁」と赤ちゃんパンダは母子共に健康であるという。
「丁丁」を飼育しているモスクワ動物園の園長は、「赤ちゃんパンダの体重は150グラム。性別はまだ分からない」と明かした。現在、園のスタッフたちが「丁丁」と赤ちゃんパンダを24時間体制でモニタリングしているという。
一方、「丁丁」は2019年に雄のジャイアントパンダ「如意(ルーイー)」と共にモスクワにやってきた。ことしの春からは中国からパンダ繁殖の専門家らがモスクワを訪れ、「丁丁」の妊娠、出産過程を見守ってきた。
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