KAISTがAIを活用した映像作品をソウル市で展示、AIと芸術が連動=韓国
KAISTがAIを活用した映像作品をソウル市で展示、AIと芸術が連動=韓国
韓国科学技術院(KAIST)産業デザイン学科のイ・チャンヒ教授の研究チームは9月1日から2か月間、ソウル市のクァンファムン(光化門)広場にある、伝説上の動物ヘチの像がある「ヘチマダン」において8~22時まで、人工知能(AI)を活用した映像作品「サブウェイ・シナプス(Subway Synapse)」を展示すると明らかにした。

同作品は先端技術を市民にとって親しみのある美術作品として展示する、ソウル市主催のイベント「Hi AI」の一環として展示される。

同作品はソウル市の地下鉄が単なる移動手段を越え、人間の神経細胞と連動する「シナプス」のように、生活にも関連しているというインスピレーションを基に作られたものだ。

撮影では、ソウル市のさまざまな空間と風景をつなぐ1つの完全なシステムとして、地下鉄の2つの映像を合成する技法、クロマキー合成を適用した。その後、さまざまな生成AI技術を用い想像力を加えて視覚化している。

自然と雑踏、モダンなスカイライン、韓国の文化芸術が溶け込んだソウル市の風景を再構成している。見る人にソウル市を旅するかのような体験を与え、ソウルという空間を再発見してもらいたいとの意図がある。

イ教授は「AIが芸術的な独創性を壊すという憂慮とは別に、AIがどのように芸術と連動できるかを示す一例となれば」と述べた。


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