ウェンデル P. ウィークス最高経営責任者(CEO)兼会長
ウェンデル P. ウィークス最高経営責任者(CEO)兼会長
米ガラス大手のコーニングはこのほど、韓国に世界最初となる次世代超薄板フレキシブルガラスのサプライチェーンを構築したと発表した。これは超薄板フレキシブルガラスの製造から販売まで、全過程を韓国で対応していくということを意味する。

今回のサプライチェーン構築はことし4月、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の訪米に合わせて、今後5年間で2兆ウォン(約2200億4800万円)を投資すると発表した計画の一環となる。

同社のウェンデル P. ウィークス最高経営責任者(CEO)兼会長は、今回構築したサプライチェーンで生産された製品を、韓国だけでなく世界の顧客に対して供給するという計画も明かした。ウェンデル会長は「韓国は今後、フレキシブルガラスの製造と技術開発のハブとなる。フレキシブルガラスはモバイル機器だけでなく自動車用ディスプレーにも適用できるほど事業分野を拡大させられるもの」と話した。

韓国でウェンデル会長は、財界の主要人物と相次ぎ面会もしている。8月31日には、現代自動車グループのチョン・ウィソン(鄭義宣)会長と面談。9月1日にはサムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長と、チュンチョンナムド(忠清南道)アサン(牙山)にある研究開発(R&D)センターおよび工場で面会し、事業協力および強化の方針について話し合った。


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