1日、韓国ギャラップによると、8月5週目の共に民主党に対する政党支持率は27%だった。これは直前の調査に比べて5%ポイント下落した数値だ。今回の調査で国民の力(与党)に対する政党支持率は34%、正義党(野党)は5%、支持する政党がない無党派層は32%と集計された。今回の調査は先月29日から31日まで、全国の満18歳以上1002人を対象に行われた。
共に民主党に対する政党支持率は尹錫悦政府発足後の昨年6月末が28%、今年3月初めと7月末の29%より低く、最低値を記録した。共に民主党の政党支持率は3月以降、先週まで30%台前半から中盤を続けてきた。
今回の支持率急落は調査期間にあったキム・ナムグク(金南局)共に民主党元議員の‘コイン物議’に対する国会倫理特別委員会小委員会の除名案否決と、イ・ジェミョン(李在明)代表の無期限断食宣言などが影響を与えたと見られる。
また、今回の調査で8月5週目の尹錫悦大統領の国政支持率は2週連続で小幅に下落し、33%と集計された。これは直前調査比1%ポイント下落した数値で、尹大統領の国政遂行に対する肯定評価は7月2週目調査以降、32~35%の間で横ばいとなっている。
特に今回の調査では‘福島処理水放流問題’と‘外交’が否定評価の理由で30%以上を占めた。
‘福島処理水放流問題’の場合、尹大統領の職務遂行を‘しっかりやっていない’と評価した587人のうち21%が指摘し、否定評価の理由1位を記録した。これは直前調査に比べて10%ポイント上昇した数値だ。‘外交’の場合、否定評価者の11%が理由として挙げていた。また、否定的な評価の理由として‘イデオロギーの対立’(2%)と‘ホン・ボムド(洪範図)胸像移転・歴史観問題’(1%)も新たに登場した。
韓国ギャラップは「大統領の職務肯定率は2か月連続で30%台前半から中盤、否定率は50%台中盤から後半だった。今週の福島放流に関する言及の急増は先週木曜日の放流開始の影響、少数回答で新しく登場した『イデオロギーの対立』は最近の陸軍士官学校内の独立運動家胸像移転物議などの影響と見られる」と分析した。
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