青瓦台
青瓦台
案内目的のスピーカー約50台、ベンチ200個、落ち葉掃除機5個など•••。

この16か月間、チョンワデ(青瓦台)管理のために政府が購入した物品だ。青瓦台を訪れる人が増え、備えておかなければならない物品も増えている。韓国政府は青瓦台を開放し、青瓦台の管理に約2億ウォン(約2205万円)を使った。

1日、イム・ジョンソン(林鍾聲)共に民主党議員が文化体育観光部(文体部)から受け取った資料によると、青瓦台を開放した昨年5月から今年8月まで青瓦台は計2億1958万ウォン(約2421万円)規模の物品を購入した。青瓦台訪問客が増え、室内・外管理に必要な物品を追加購入した費用である。

購入した物品を項目別に見ると、訪問客休息のための野外ベンチが200個で最も多かった。青瓦台はこの他にも観覧案内放送を目的に、スピーカー52台(1158万1440ウォン(約127万7005円))とオーディオアンプ26個(1733万300ウォン(約191万942円))、一体型コンピューター(482万1950ウォン(約53万1697円))も購入した。室内環境を管理するために温湿度測定器と除湿機、ガス測定器も導入した。

物品購買リストには芝刈り機6個、芝生掃除機2個、落ち葉掃除機5個など、電気充電式造園装備も含まれた。造園装備のバッテリーに当たるリチウム2次電池5個と電気設備温度を測定して過負荷などの問題を捜し出す赤外線カメラもあった。肥料と造園装備を運ぶ多目的運搬車5台も購入リストにあった。

これに先立ち、青瓦台の管理主体を文体部に渡した政府は青瓦台を今後‘観光ランドマーク’として造成する計画だ。青瓦台管理業務は3月まで文化財庁が受け持ってきたが、開放1周年を控えて文体部に変更された。

文体部は青瓦台運営の基本方向を‘歴史と文化、自然が調和した複合空間’に設定した。文体部のユン・ソンチョン青瓦台管理活用推進団長は4月にブリーフィングを開き「文体部は青瓦台を歴史と文化、自然が調和した空間にアップグレードし、周辺の歴史文化資源とプッカンサン(北岳山)などを連係させる」と明らかにした。

開放1周年を過ぎた青瓦台を訪問した人数は先月31日までで400万5008人に達した。青瓦台では展示、公演、探訪プログラムなどが開かれ、障がい者、子ども、国家有功者などのための特別行事も行われる。今月には国内最大の障がい者文化芸術祭が開催される予定だ。

青瓦台を訪れた市民たちは「子どもたちと一緒に見物できて楽しい」「ニュースでしか見られなかった青瓦台に直接来てみると素敵だ」「思ったよりよく整えられていて驚いた」など、肯定的な感想を残した。

先月は、世界スカウトジャンボリー大会の参加隊員たちが青瓦台を訪れたりもした。英国の参加者900人ほどとデンマーク、ノルウェーの参加者165人、レバノンの参加者41人などが訪問し、青瓦台内と展示を観覧した。
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