1日に小学校教師2人が自殺…学校業務との関連を調査=韓国
1日に小学校教師2人が自殺…学校業務との関連を調査=韓国
韓国で先月31日、1日で小学校教師2人が死亡した状態で発見された。担当教育庁は、2人の教師が勤めてきた学校を相手に、学校業務の関連性の調査に乗り出した。

 1日、警察によると、先月31日午後7時頃、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市トクヤン(徳陽)区のあるマンションで30代の現職小学校教師である女性A氏が落下して死亡した。A氏は発見直後、病院に運ばれ心肺蘇生法などの応急措置を受けたが死亡した。

 警察は「犯罪容疑の疑いがないことが把握された」とし、「遺書は発見されなかった」と明らかにした。警察はA氏の携帯電話を調査するなど、死亡経緯を調べている。

 ソウル教育庁によると、A氏はソウル・カンソヤンチョン(江西陽川)教育支援庁管轄の小学校で今年7月まで6年生の担任教師を務めて休職している状態だった。
ソウル市教育庁は職員をこの小学校に送り、自殺原因などに対する調査を行っているという。

 今回のことと関連してソウル教師労組のある関係者は「A氏のクラスが非常に教えにくい子供たちがいるクラスだった」と教育言論窓を通じて伝えた。
グンサン(群山)海洋警察署によると、先月31日、チョルラプクト(全羅北道)群山市の某小学校教師である男性B氏も学校の外で自殺した。

 31日午前8時ごろ、失踪届を受け付けた海洋警察は翌日の1日午前10時25分頃、椿大橋下の海上でB氏の遺体を発見した。

 全羅北道教育庁もまた、この学校に職員を派遣して死亡原因に対する調査に乗り出した中で、全羅北道教職員労働組合側は報道資料を出し、真相究明の要求に乗り出した。

 全教組全北支部は「群山某初等学校教師が投身して亡くなったという残念な便りを聞いた」とし、「この教師が自殺に至るまで何があったのかその真相を明確に究明することを教育当局と捜査当局に促す」と話した。

 続けて「B氏は昇進問題と関連して職場内で対立があったという」とし、「いじめ、パワハラ、差別行為などがあったのではないかと厳正に調査し再発防止措置をしなければならない」と主張した。
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