シン・ヘソン の最新ニュースまとめ
シン・ヘソンは先月30日に公開された映画「ターゲット」のインタビューで、「スリラージャンルが好きだったが、これまで出演する機会がなかった。今作を通じてスリラージャンルを経験できてよかった」とにっこり笑った。続いて「これまで平均的に、キャラクターがはっきりしていたり印象が強い役を演じてきた。しかし『ターゲット』で引き受けたスヒョンは、キャラクター的に見て無味無臭に近かった。そういう点にもすごく引かれた」と付け加えた。
「ターゲット」は、中古取引によって犯罪の標的となったスヒョン(シン・ヘソン扮)の日常の中で繰り広げられるサスペンスを描いたリアルスリラーだ。現実に密着したテーマという点で、映画を見る観客たちが十分に共感するだろう。これはシン・ヘソンも同じだ。普段SBSバラエティー「それが知りたい」などの時事教養番組を楽しんでいるシン・ヘソンは、その番組を通じて中古取引詐欺事件について知っていて、シナリオを興味深く読んだという。
シン・ヘソンは「実際(中古取引)被害の事例があるというのはシナリオを受ける前から知っていた。個人的には実話ベースの作品に少し没入しやすい方だが、最近は実話の方が映画みたいで、興味深く演じた」と話した。
シン・ヘソンが引き受けたスヒョンは、中古取引詐欺に遭った後、直接犯人を捕まえようとする積極的なキャラクターだ。詐欺に遭っても諦めたり警察に頼る人が一般的だが、スヒョンは自分から事件を解決していこうとする人物なのでさらに目を引く。
シン・ヘソンもスヒョンのように、普段から間違ったことを我慢できない性格だ。目の前で見たことはないが、子犬や子供にひどいことをするのは許せない。そんな性格が作品の中のキャラクターにも少し投影されたようだ」と説明した。
シン・ヘソンはまた、スヒョンという人物を演じながら「説得力があるように」見せるのが最大の課題だったと打ち明けた。シン・ヘソンは「ワントップ主演という負担感より、スヒョンという人物が経験することがどのように見えるか、予測不可能な状況に直面するスヒョンの変化をどのように見せるかが最大の悩みだった。見る人が納得できるようにするのがポイントだった」とした。
シン・ヘソンの長年の願いと徹底したキャラクター分析のおかげか。「ターゲット」は公開3日で「コンクリートユートピア」を抜いて韓国映画の興行1位を走っている。この勢いが続けば「スリラークイーン」という修飾語も付きそうだ。
「スリラーを一度やってみたかったが、『ターゲット』で夢がかなってとてもうれしい。映画を楽しんでくださった方が多いようで良かった。これからも新たなジャンルや素材の作品に挑戦したい。アメリカ映画『Gone Girl(ゴーン・ガール)』のロザムンド・パイクのように『イカれた女』を演じてみたい」
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