中国・重慶市、マンション一室で母子三人死亡…母親の遺書見つかる=中国報道
中国・重慶市、マンション一室で母子三人死亡…母親の遺書見つかる=中国報道
中国・重慶市内にあるマンションの一室で母子三人が死亡しているのが見つかった。自殺と見られている。

現地の警察は3日、先月31日午後3時ごろ(現地時間)、重慶市梁平(りょうへい)区にあるマンションの一室で、女性と男児一人、女児一人の3人が死亡しているのが見つかった。

警察の調査の結果、女性はこの家に住む梅某氏(35)で、男児と女児は彼女の息子、娘であることが分かった。

梅某氏は夫、子ども2人、夫の両親と共に長期にわたって広東省東莞(とうかん)市で暮らしていた。

8月6日、梅某氏は自身の出身地である重慶市に子どもたちと共に移り住み、子どもたちの転校手続きも済ませた状態だったという。しかし、子どもたちの新学期が始まる前日の31日未明に、自宅の寝室で練炭を燃やして自殺を図った。梅某氏と子ども2人は一酸化炭素中毒で死亡した。

現場には梅某氏の遺書が残されており、遺書には長年うつ病に悩まされていて自ら命を絶つ旨が書かれていた。また、「夫はとても良い人です、家族に申し訳ない」とし、「解剖も調査も報道もしないでほしい」と付け加えられていたという。

警察は現場検証と物証に基づき、他殺の可能性を排除した。



■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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